わんちゃんの健康を第一に考えたナチュラルドッグフードと犬用グッズのお店「わんころ」のブログ

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2012-08-31

いざ道場へ!パート2

前回の更新から、ずいぶん空いてしまいました。

さて、こちらはアカデミーの敷地です。
もと廃校を、奥田先生が購入され、再び学校にするべく改装されました。
まだ改装途中だそうですが、木々が生い茂りとても気持ちの良い所です。

私の思い描いていたとおりの景色です!素敵!

さて、行動分析学とはなんぞや!?
ということですが、行動分析学は心理学の一つの学問です。

例えば、飼い主さんの悩みで一番多いのが
「吠え」でしょうか??

一般的な考えでは、
恐がりだからとか、見知らぬ人が苦手だから。などになってしまいますが
行動分析学では、心の中はまったく関係ありません。

どうしても行動のおこる原因を、
内側(犬の性格や心の中)に求めてしまいがちになりますが
外側(環境)にあると考えます。

飼っている愛犬が、吠えるという行動を選び
その行動にはどんな目的があるのかを見て行きます。

簡単に言えば、行動は本人が意図的に起こしているのではなく、
周りの環境と吠えるという行動の結果によっておこってしまうという考え方です。

その行動の原因が本人ではなく、環境にあると考えるので
見る視点が違うのです。

「吠える」「噛む」などの困った行動に対して、
大きな音をたてたり、叱ったり、叩いたりしてやめさせるのではなく
どのようにして、やってほしい行動を増やしていくかが
大事なポイントです。

恐がりだからとか、社会性がないから。という言葉に惑わされず
シンプルに行動の原理をとらえる事によって
どこに問題があるのかがわかるので、介入の仕方も見えてきます。

杉山尚子先生には
行動分析学の基本の原理や随伴性をみっちり教えていただきました。
今までずっと勉強してきた事ですが、
先生のわかりやすい例えとトークだとすっと頭に入って来ます。

奥田健次先生には、
自閉症で、自ら話せない子供さんへの介入をビデオで見せていただき、
奥田先生自らの実況付きなので、
どのタイミングで、プロンプト(声かけによるヒント)したのかや、
褒めるタイミング等がわかりやすく
初語をしゃべるまでの課程が、ほんとうに良くわかりました。

山本央子先生は、
おはじきを使ったシェイピング
MIX犬はるちゃんと島宗先生のしつけ相談等、
行動分析学の本を読むだけでは、なかなか理解できない事を
実践を交えて教えていただきました。

素晴らしい先生方による濃い内容でした。

こちらは講義が終わってからのひと時。

山本先生の愛犬さっちゃんと島宗先生の愛犬はるちゃんです。
山本先生の教え子さんの愛犬しずくちゃんです。
夕方は、涼しくて、みんな元気に走り回っていましたよ。

夜は、旧軽井沢のほうへ繰り出しおいしい夜ご飯をいただきました!
戻って来た後も、大広間で宴会。
先生方と、じかに話す事が出来ました。
1つ質問をしたら、10くらい返ってくる返答。
教えてくださる先生方の熱意に、ただただ感謝です。

さて、明日9/1、2と二日間に渡って高知で行動分析学会が開催されます。
私も今晩出発して、早朝高知入りです!
どんな研究が発表されるか、楽しみです。

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エース(ラブラドール・レトルバー)
2006.4.24 生まれ ♂ 34kg
特技:欽ちゃん走り
性格:単純・やんちゃ

ナッツ(ラブラドール・レトルバー)
2009.1.21 生まれ ♀ 34kg
特技:ボールキャッチ
性格:おてんば・甘え上手

レオ(ブリタニー・スパニエル)
2012.7.26 生まれ ♂ 10kg
特技:超高速お座り
性格:暴れん坊

かあちゃん

主婦・ドックトレーナー
犬グッズオタク
昔は雑貨のデザインやら企画のお仕事をしていたらしい。

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