わんちゃんの健康を第一に考えたナチュラルドッグフードと犬用グッズのお店「わんころ」のブログ

TOP > Archives > 2012-04-27

2012-04-27

マダニのお話

今日はマダニのお話。

何が怖いかというと、マダニから感染するバベシア症!
バベシアは、完全に除去できる治療薬はなく、治療、完治が難しいのです。

マダニはね、普段よく聞くダニとは違います。
ダニは目に見えるか見えないくらい小さいですが、マダニは体長1mm〜3mmくらいで、形状も違います。

今月上旬、裏山へ散歩して帰ってくると5、6匹マダニが体の体毛の上を歩いてて・・・。
(すぐに吸血せず、ウロウロして、吸血場所を探している)
帰ってすぐ!シャンプー!!そしてフロントライン!!!
うちの犬達は、体毛が白いからすぐわかるけど、体毛の濃いわんちゃんは発見しにくいだろうな〜。

草むらに入ると、ほぼ100%マダニが付いてくるので、予防がとっても大事です!!
我が家の犬達も春〜夏にかけて、毎月必ずフロントラインで予防していますよ〜。

バベシア症から愛犬を守るためのポイント

1.草木のある場所に注意する。
草むら等に必ず潜み、犬の体にくっついてきます。

2.散歩から帰って来たらブラッシングする。
プラッシングする事で、マダニを発見することができます。

3.48時間以内に駆虫する。
寄生後、吸血を開始してからおよそ48時間後から、吸血と吐き戻しを急速に行います。
その時にバベシアが犬の体内に入り、感染する可能性が高くなります。

もし寄生虫を見つけたら・・・
・メスの成虫は体内に卵をもっているので、ノミやマダニを見つけてもつぶさない
・卵やサナギが落ちている可能性もあるので、部屋は隅々まで念入りに掃除する
・獣医師とも相談のうえ、駆除剤を定期的に投与する
・多頭飼育の場合は、必ず全員一緒に対策を行う

バベシア症:
バベシアに感染しているマダニに吸血されると、その唾液と一緒にバベシアという原虫が犬の体内に侵入し、その赤血球に寄生します。犬の赤血球内に寄生したバベシアは、次々と分裂・増殖しながら赤血球を破壊します。
貧血になり、肝臓や腎臓の機能障害を起こし、命に関わることもあります。
バベシアはとくに西日本に感染が多く確認されていて、その範囲は東に広がってきています。

さて今日のももとナッツ。

そっくりな後ろ姿♪親子だもんね。

TOP > Archives > 2012-04-27

エース(ラブラドール・レトルバー)
2006.4.24 生まれ ♂ 34kg
特技:欽ちゃん走り
性格:単純・やんちゃ

ナッツ(ラブラドール・レトルバー)
2009.1.21 生まれ ♀ 34kg
特技:ボールキャッチ
性格:おてんば・甘え上手

レオ(ブリタニー・スパニエル)
2012.7.26 生まれ ♂ 10kg
特技:超高速お座り
性格:暴れん坊

かあちゃん

主婦・ドックトレーナー
犬グッズオタク
昔は雑貨のデザインやら企画のお仕事をしていたらしい。

このページのトップへ